札幌移住体験記

このブログでは、東京から札幌へ移住した自身の実体験から、移住生活で感じたこと・気づいたことを発信しています。

札幌移住のメリット・デメリットについて

私が考える、札幌移住のメリット・デメリットです。移住前に想定していたことが多いですが、改めて書いてみます。

メリット

東京と同じレベルの家賃で、広くて築浅の物件に住むことができる

もちろん、東京に比べて最低賃金が安いので、年収は下がる人が多いと思いますが、東京では住めない部屋に住めたのはよい経験になりました。

食べ物が美味しい

身近なスーパーで購入できる北海道産の野菜が美味しいです。札幌に住んでから自炊が以前より楽しく感じられるようになりました。また、海鮮やジンギスカン、ラーメン等、北海道グルメも充実しています。

自然が近い

人口195万人の大都市でありながら、札幌市内にはいくつか山もあり、近くに行かなくても景色が綺麗です。また、藻岩山(標高531m)にはロープウェイがあり、札幌の街並みを一望することができます。円山(標高225m)は手軽な登山に最適です。私はアウトドアショップで登山靴を購入し、頂上まで1時間くらいで登ることができました。

百貨店が充実している

大丸、東急、三越丸井今井があります。日常でデパートに買い物に行くことはあまりありませんが、経済活動が充実していることを感じられます。また、ウインドウショッピングも楽しいです。大丸と東急は札幌駅直結、三越丸井今井は大通駅に直結しており、雨や雪に濡れずに行くことができ便利です。

通勤電車の込み具合が優しい

私は札幌市地下鉄しか利用したことはありませんが、東京に比べると空いています。朝8時台は4分おきに電車が来ます。肩が触れ合う程度です。また、人身事故やダイヤの乱れもかなり少ないです。地下鉄の乗車時間も短めなので、ストレスはあまり感じません。

街中のカフェが利用しやすい

東京のターミナル駅周辺のカフェは混雑していることが多く、席が空いていないから他の店舗に行ってみるということをよくしていました。札幌は、駅や地下歩行空間直結のカフェはまあまあ混んでいますが、座れなかった経験はありません。さらに、直結していない店舗は空いていてゆったり利用できる日が多いです。

デメリット

冬が長い、寒い、積雪がある

11月から雪は降り始め、12月の上旬から3月上旬くらいまでは「根雪」という、シーズンを通して雪が積もったままの状態になります。私は楽しめていますが、人によってはキツイと感じるかもしれません。車の運転をする人は慣れないと大変だと思います。

最低賃金が安い

令和5年10月1日時点の最低賃金(時給)は、東京が1,113円、北海道が960円です。東京から移住して新たに職に就く人は年収が下がる人が多いと思います。

光熱費が高い

冬場はどうしても暖房費がかかってしまいます。かと言って夏はエアコン代もかかります。東京ほどではありませんが、2023年の夏は2回エアコンつけっぱなしで寝ました。エアコンがない物件で夏を乗り切るのは厳しいと思います。

ミュージカルや舞台鑑賞の機会が少ない

東京には複数の劇場がありますが、札幌は少ないです。よって、人気の作品はチケットが取りづらいです。また、有名な作品が全国ツアーで札幌に来ることもありますが、来ないこともあります。東京に遠征する場合は、航空機での移動となり宿泊もすると費用面でも日程面でもそこそこ大きな旅行になってしまいます。

 

以上、私が考える札幌移住のメリット・デメリットについての記事でした。読んでいただきありがとうございました。