札幌移住体験記

このブログでは、東京から札幌へ移住した自身の実体験から、移住生活で感じたこと・気づいたことを発信しています。

札幌での仕事探しについて

札幌への移住に際し、転職先は決めないで移住しました。今思うと無謀だなぁと思いますが、会社員は少し休みたかったのでそうしました。

最終出勤日を乗り越え、有給消化に突入してすぐ札幌へ行き、賃貸物件を探しました。申込時は、前年の源泉徴収票と通帳のコピーを提出し、現在有休消化中であること、これから数か月給与が入ってくることをアピールし、契約に成功しました。

賃貸物件探しはこちらの記事に詳しく書いています。

sapporoo.hatenablog.com

それでは、札幌での仕事探しについて記載していきます。

移住後、仕事探しをするまで

退職後は失業保険が受給できるまで3か月ほどあったので、生活を整えたり、旅行に行きました。その後、失業保険をもらいつつ、もう働きたくないなぁと思っていたのですがお金が無くなってきたので、就職活動を行いました。

利用した転職サイト等

利用した利用した転職サイト等は以下の通りです。

ハローワーク

ハローワーク求人は、掲載料がかからないしブラックなのでは…と思いましたが、やはり正直そういった求人はたくさんあると思います。人によって感じ方は人それぞれなのでなんとも言えませんが、ハローワークプラザ札幌で開催されている、予約制の書類添削・面接対策をやってもらえるのはとてもよかったです。担当の方とマンツーマンで行えるので、毎回違う職員に一から説明しなくて済みますし、職務経歴書のサンプル(フリーのラックに置かれていない様々な形式)も入手できます。札幌で長く生活したいので、雇用形態の優先順位は、正社員>契約>派遣としていましたが、正社員で内定をもらうことができました。

ハローワークプラザ札幌のサービス内容のリンクはこちらです。

jsite.mhlw.go.jp

DODAの転職エージェント

こちらは、サイトに掲載されている求人に応募し、マイページを作成して担当者と電話で面談する流れになりました。面談ではこれまでの仕事の話や、移住の経緯、希望する仕事など、ざっくばらんに話しました。

企業の面接ではないので言いたいことは言っていくスタイルで行きました。面談の後、専用のスマホアプリに登録して、日々おすすめの求人を紹介され続けました。時には自分が登録している希望の職種とは少し違う仕事も紹介されるのは少し面倒でもありましたが、スマホアプリ上で簡単に断れたのは楽でした。

応募すると、面接に進める場合は熱心にサポートしてくれます。他社の選考状況も電話で細かく確認されました。(まぁDODA側も、内定者が発生して初めて紹介料をもらえるのでしょう)一方で、書類選考・面接が不合格だった場合は、さくっとメール連絡で終わります。DODAの転職エージェント経由で数社面接を受けましたが、ハローワーク求人で内定をもらったところに行くことにしたので、サービスの利用は終了しました。

doda.jp

リクナビNEXTマイナビ転職

リクナビNEXTマイナビ転職は別会社ですが、同じような感じだったのでまとめて記載します。これらは有名な転職サイトのため応募者が多いのか、不合格の際は30分くらいでマイページに返信が届きました。年齢や転職回数で絞っている会社が多いような感じがしました。求人の更新曜日だけ確認していました。

next.rikunabi.com

tenshoku.mynavi.jp

ジョブキタ転職

こちらは北海道ローカルの求人媒体で、インターネット版と冊子版があります。冊子は有料なのですがハローワークに閲覧用があり、よく読んでいました。応募はインターネット上で行い、実際に面接も受けました。就職活動を通じて、唯一対面で面接を受けました。なごやかな雰囲気でしたが、後日不採用の連絡がマイページに届きました。

アルキタというアルバイト版の求人媒体も少し見ました。こちらもジョブキタと同じ、インターネット版と冊子版があり、冊子版は書店やスーパーに無料で置いてあります。面白そうと思う仕事はいくつかありましたが、時給面がやはりアルバイトなので安いため応募には至りませんでした。

https://www.jobkita.jp/

https://www.arukita.com/

ヒューマンリソシア

こちらは派遣会社で、リクナビ派遣で見つけた良さそうな求人の派遣元がヒューマンリソシアだったので登録しました。Webで面談を行いました。その後のやり取りは全て電話です。マイページから求人に応募できるものの、選考状況の連絡は電話しかなかったので少し面倒でした。

また、選考に時間がかかる(といいつつ、他にもっと企業とマッチングしそうな人を探しているんだろうなと感じた)のは微妙でした。連絡すると言われた曜日に連絡がなく、翌日の夕方くらいに連絡があり、社内選考で漏れてしまったがこんな求人はどうか、といつも次の求人を紹介されました。

顔合わせ(という名の面接)に進めそうな企業がありましたが、ハローワークで内定をもらったので辞退しました。

resocia.jp

札幌での仕事探しの感想

移住の理由は必ず質問されました。企業の面接、エージェント・派遣登録どちらもです。自分の言葉でしっかり説明できれば特に問題ないかと思いますが、数年後また移住してしまうのではないかと思われないように、長く住み続けたいと思っていることはしっかりアピールしました。

給与については、これは事前に把握していた通り、関東圏と比較すると低いです。北海道の最低賃金は時給960円です。

小規模な企業に多いと感じたのは、土曜出勤がちらほらありました。平日5日に加えた出勤で、シフト制でもありません。しかも月2回、隔週とか。そもそも、人増やせばいいのでは?と思ってしまいましたが、企業によってそれぞれ理由があるのでしょう。

全体を通じて、求人件数は充実していました。地方都市だから少ないとか感じませんでした。関東圏と比較してしまったら圧倒的に少ないのは明らかですが、多くても見切れませんし、問題ないと思います。

農業求人はあまりない印象です。札幌は基本的に街ですし、たまにアルバイトで野菜の収穫の求人を見かけた程度です。

 

以上、札幌での仕事探しについての記事でした。読んでいただきありがとうございました。